ジミー・スコット ライブ
8月30日、初めてジミー・スコットの生の歌声を聴くことができた。場所は青山のBlue Note。
Blue Noteも初めてなので、事前にブルーノート東京を1.5倍楽しむ方法とゆーサイトでお勉強していった。当日は会社をそそくさと後にし、表参道へ向かう。地図を片手に無事に到着すれば、そこは厳かなたたずまいの入り口。受付をすませ、階段を降りてステージフロアへ行くと、そこでもう一度チケット確認をする仕組みだった。
と気づいたら、受付の向こうに車いすが!奥さんやマネジャーらしき人に囲まれたジミー・スコットが車いすに座っていた。奥の楽屋入り口へ向かうところだったようだ。夏だというのにニット帽をかぶり、暖かそうな服装。わー、いきなり見ちゃった。どことなくアンバランスな姿を見送ってから客席へ。早めに入ったこともあり、ステージ向かってやや左の好位置に座れた。わくわくしながら軽食をとりつつ、ステージを待つ。ひたすら待つ。
開始時間を5分ほど過ぎ、バンドのメンバーがステージに集り始めた。インスト曲が演奏された後、奥さんに車いすを押されながらジミー・スコットがついに登場。ステージ衣装に身を包んだジミー・スコットは、正面から見ても手足が長く、車いすの上で収まりが悪い印象。
バンドメンバーが手伝って、ステージの椅子へ腰掛けさせる。自分では、もう全然足を動かせないようで、見ていてハラハラした。椅子に移る際、支えを探してジミーの手が譜面台の位置を変えてしまう。わー。椅子に座ったジミーの顔が全然見えなくなってしまった。あんなにいい席だと思っていたのに・・。
わたわたしているうちに、ジミーの歌声が聞こえて来た。表情が見えないのは残念だけど、もうしょうがない。だって、これは天使の歌声なんだよ。天使の姿は見えないものだし・・と考えることにした。
表情は見えないけど、ジミー・スコットの手や体でリズムを取る様子は見える。メンバーが楽しそうにジミーの方を見て演奏する姿も見える。それに、もちろん歌が聞こえる。もう、これだけでいいか。そんなことを考えていたら、あっという間に前半が終わり、ジミーがまた車いすにのり、ステージを降りていった。これで終わりでもいいか。あんなに足をさすっていて、かなりしんどいのではないだろうか。
ステージに残ったメンバーはお馴染みの面々らしく、ステージ最前列の常連さんが親しげに声をかけていた。ステージが近くていいな。Blue Noteいいな。
このままバンド演奏だけで終わりかなと思っていたら、車いすでジミー・スコットが再登場した。譜面台の位置も直されているので、今度は表情もちゃんと見える。よかったなー。たっぷりした歌声でバラードが流れる。男か女か、若いのか高齢なのかよくわからない、不思議な声。生で聞いても、不思議な歌声だった。後半も足を何度もさすっている。後で知ったけど、大腿骨を骨折して、ほとんど歩けないのだとか。
それでも歌い続けるジミー・スコットの姿を見ることができてよかった。1時間少しの短い時間だったけど、胸がいっぱいになるステージだった。本当によかったなぁ。
Posted by sbt at Settembre 17, 2007 | 音楽
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