ウスペンスキ寺院
5月27日。
ヘルシンキ大聖堂とウスペンスキ寺院は歩いて数分の距離にある。元老院広場へ降りて少し歩けば、小高い丘にたたずむウスペンスキ寺院が見えてくる。
途中で蝋人形みたいな兵隊のいる建物があって何かしらと思っていたら、どうも大統領官邸だったらしい。こんな街中に普通にあるのか。
さて、なだらかな斜面に沿った階段を上がっていくと、左手の緑の中に人の姿が。市内を見下ろしキャンバスを広げているおじさんだった。さらに階段を上がっていくと、ヘルシンキ大聖堂ともテンペリアウキオ教会ともまったく違う佇まいの教会が現れた。
ヘルシンキ大聖堂は真っ白でモダン、テンペリアウキオ教会は近未来風で実験的な建築物。ウスペンスキ寺院はと言えば、レンガの赤壁に13の金のタマネギ(キューポラと呼ばれる半球天井)を頂く、厳かな雰囲気の教会だった。
ロシア人建築家ゴルノスタイッフによって設計され、1868年に完成したウスペンスキ寺院は、ロシア正教の教会だ。ロシア正教の教会としては、北欧最大なのだとか。
まだ午前の早い時間だったこともあり、決して広くはない教会の中は人もまばら。青い天井は頭上はるか高く、午前のやわらかい日差しが差し込んで清清しい空間になっていた。
祭壇は金色に輝き、壁にはキリスト、乙女マリア、殉教者のイコンが飾られている。こんなとこで大声で話したりはできないなぁ。しばらくして観光客のグループが入ってきたけど、時折シャッターの音がするくらいで、やはり静かなものだった。
ウスペンスキ寺院を出て階段を降りていくと、土曜画家のおじさんが変わらずにキャンパスに向かっていた。いったい、どんな絵を描いてたんだろうか。
Posted by sbt at Agosto 15, 2006 | 北欧旅行
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