Touch the Sound

ユーロスペースで「Touch the Sound」を見てきた。
Touch the Soundは、スコットランド出身のパーカッショニスト、エヴリン・グレニーの旅を追ったドキュメント映画だ。
映画冒頭、銅鑼(?)を鳴らすエヴリン。音がどんどん広がっていく感じが心地よい。
エヴリンは聴覚障害者なんだけど、インタビューシーンでそれが話されるまで、私にはちっともわからなかった。
それは彼女が耳だけではなく、体全身で音を感じ、楽しんでいるから。自分の母校で、やはり聴覚障害を持つ女の子に指導するときも、音が空気を振るわせて伝わるのを意識させている。補聴器をはずしても、掌や指先から、どんな些細な音の違いをも感じ取ることができるのだ。
私は最近、iPodで音楽を聴くことが多いけど、できるだけライブにも行きたい。それはやっぱり、全身で音を感じることができるからなんだろうなーと改めて思い至った。
エヴリンは、日本やニューヨーク、故郷のスコットランド、いろんな土地でいろんな楽器(時にはお皿や廃材)でセッションを行う。音の出るものがあれば、そこがそのままステージになってしまう、あの自由な雰囲気はすばらしいな。白いらせん状の建物の中でパフォーマンスするシーンがあったけど、あれグッゲンハイム美術館なのかな?なんて贅沢なんだろう。
駅での演奏も、雑踏の音とあいまって、すばらしいパフォーマンスになっていた。英語サイトに"A feast for the senses"という言葉があったけど、まさにその通り、感覚にとってのごちそう。そんな映画だった。
だがしかーし、最悪なのは映画館。ユーロスペースで見たんだけど、上映が途中で途切れるというミスが発生した。いったい何度目なんだ。ここまで映写トラブルの多い映画館はそうはないぞ!
いったん映画が途切れちゃうと、また流れに乗って集中するまで時間がかかるのに。ロードショーなんかだったら、他の映画館という選択肢もあるけど、ユーロスペースの場合、そこでしかやっていないことが多いので、すごく困る。もっと運用体制をしっかりしてもらいたいものだ。激怒。むきー!キュー!
あと、日本の公式サイトも作りがちょっと・・。いちいちトップで画像読み込まなくてもいいんじゃない?やたら404も出るんですが。もっと皆、ちゃんとしましょうよ。
・Touch the Sound
・Touch the Sound 日本公式サイト
・エヴリン・グレニー記者会見 シネジャweb
・Touch the Sound DVD
・Evelyn Glennie in Luxemburg
Posted by sbt at Aprile 14, 2006 | ヨーロッパ映画
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» Touch the Sound そこにある音 from かたすみの映画小屋
1988年と2001年にグラミー賞を受賞している打楽器奏者エヴリン・グレニーが、ギタリスのフレッド・フリスとのレコーディングを中心に、世界で音に触れる場面を... [続きを読む]
tracked on 26.04.06 23:14
Touch the Soundへのコメント
連投失礼します。。
非常に興味深い映画ですね。
予告編観ただけでも引き込まれました。
是非今度見に行ってみようと思います。
post by KAZUO at 26.04.06 09:47
本当にすばらしいドキュメンタリー映画でした。
エヴリン・グレニーの音楽に対する真摯な気持ち、そして監督の音に対するまなざしが感じられる映画でしたね。パーカッション・プレイヤーのはしくれとしていろいろと思うところもありました。
多くの人に音の本質に触れてほしいと思いますねえ。
post by サンタパパ at 26.04.06 23:11
> KAZUOさん
Touch the Soundは、本当にいい映画でした。
公式サイトも404が修正されたみたいですね。
また、どこか別の映画館で再上映してほしいと思います。
>サンタパパさん
こんにちは。
パーカッションって、人間のプリミティブな部分に訴えてくる楽器ですよね。
この映画を見て、ぜひエヴリン・グレニーのライブにも行ってみたくなりました。
生の音の波動を感じてみたいです。
post by sbt at 29.04.06 21:51


