新幹線大爆破

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新幹線大爆破はいつ見ても、おもろいな。
初めて見たのは、たぶん学生の頃で、深夜テレビの映画枠だった。課題のレポートかなんかをやっていたけど、途中からテレビに釘付けになってしまったのを覚えてる。
物騒なタイトルどおり、新幹線に爆弾を仕掛けて金を要求するという犯罪もの。時速80kmを切ってしまうと爆発する仕組みのため、走り出した新幹線は、もう止まることができないのだ!キアヌ・リーブス主演「スピード」の元ネタとも言われている。

犯人グループの主犯は、高倉健。健さんが悪役なのですよ。対する国鉄(当時はJRではない)・警察側には、宇津井健に丹波哲郎、新幹線の運転士は千葉真一だし、副運転士は小林稔侍。誰も彼もが熱血演技を披露してくれる。
2時間半と長尺な映画だけど、一難去ってまた一難の新幹線、パニックになる車中の乗客たち、何とか解決の道を探ろうとする組織陣。そして徐々に明らかになっていく犯人側の事情に、何度見てもぐいぐい引き込まれてしまう。
社会に敗北した男たちの最後の勝負。それが新幹線大爆破なんですよ。最後の空港シーンが切ないのよねー。

まぁ、突っ込みどころも無くはないですが。例えば、
・爆弾仕掛けるとき、あちこち素手で触っている気がする。
・そのせいか、意外とすぐに割れる犯人
・常にストップウォッチを持つ男、宇津井健
・時々、新幹線がいかにも模型っぽい
・千葉ちゃん、窮屈そう
・柔道部の皆さん、捕まえてくれー!
・いきなり火事だ!図面が!
・警察、失敗しすぎ
・正気を失い、歌いだす商社マン
・なぜ運転士の千葉ちゃんがそんなことを!
・新幹線に駆け寄る人たち、楽しそうだ
・イスのコトブキ?
等々。

今回はDVDで見たんだけど、特典映像の当時の予告編を見ていたら、すごく時代を感じた。映画は、昭和50年。つまり1975年と、ちょうど30年前に公開されている。「世界事故史上、最悪の惨事に」「ひかりが巨大な棺桶と化した」とか、そんな感じのあおり文句が、古い書体ででかでかと出てくるあたり。2005年の今、JR西日本の事故や、ロンドンやエジプトのテロをニュースで見ている私には、このキャッチがすごくのどかに思えてしまう。
前に見たときは、空港に子供を連れてくるなんて残酷だよーと思ったけれど、今のご時世ではそんなことを言ってられる余裕はないのだ。犯人逮捕には、やはり連れてくる必要があるんだよな。
これだけ社会が変わってしまうと、新幹線大爆破がテレビで放送されることは、もうないような気がする。こんなにおもしろいのに・・。ということで、興味を持った方は、ぜひDVDにてご覧ください。絶対、おもしろいから。

新幹線大爆破 DVD

Posted by sbt at Luglio 23, 2005 | 邦画

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