21グラム

21g.jpg21グラムは魂の重さ。
人が死ぬ前と死んだ後では、21グラムだけ軽くなっているという実験結果によるものなのだそうです。本当にそういう実験が行われたころがあるらしい。
で、映画21グラム。おすすめです。
錯綜する時間軸と、3人の登場人物。一つの交通事故によって、三人の運命が絡まっていく様が描かれています。

最初は時間経過がわからないんだけど、それが集中力を呼ぶのか、ぐいぐいと画面に見入ってしまいます。
主演はショーン・ペンと、ナオミ・ワッツ。そしてトラフィックのベニチオ・デル・トロ。
ただ、このアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥという言いにくい名前のメキシコ人監督は、以前にもアモーレス・ペロスという映画を撮ってます。これが同じモチーフなんですね。一つの交通事故が、それまで接点のなかった人々を結ぶつけてゆく様を、三部構成で描いてます。
どっちがいいのかは人それぞれとは思うけど、アモーレス・ペロスの方が、刺激的でギラギラしてます。
一方の21グラムは、洗練されてる感じがしました。それがメキシコとアメリカの違いなのかなぁ。
私はアモーレス・ペロスを先に見てしまったので、21グラムはきれいすぎる気がしました。あと、ショーン・ペンとナオミ・ワッツの感情の変化についてゆけなかったのもあるかも。んが、それを補ってあまりあるベニチオ・デル・トロでした。
暮らしは貧しいけど、家族を愛し、でも周りから軽くうるさがられるくらいの信仰心を持っている男の役。
それだけに、事故後に強烈な罪悪感に苛む様子が際立ってました。
ベニチオ・デル・トロのためだけに見ても、十分おつりがくる映画です。

21グラム
アモーレス・ペロス...Amores Perros

Posted by sbt at Novembre 11, 2004 | アメリカ映画

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