ファンファーレ・チォカリーア
世界最速のジプシーブラスと呼ばれる、ファンファーレ・チォカリーアをすみだトリフォニーホールで見てきました。
エミール・クストリッツアの映画「アンダーグラウンド」「黒猫白猫」の音楽で知られるようになった彼等。もともとルーマニアの地図にも載ってないような人口400人程度の村の人たちです。といっても、その85%が管楽器演奏者という村。なんで世界に飛び出したのかは映画「炎のジプシーブラス 地図にない村から」でどうぞ。
私も見てきましたけど、23日には上映後にミニ・ライブがありました!
さてさて、トリフォニーホールはどんな感じだったかと言うと、これはトランス・ヨーロッパ・フェスという、ヨーロッパの民族音楽テイストをもったミュージシャンを紹介するイベントだったのでした。ピーター・バラカンの司会でアイルランドのバンド、キーラが登場。これもよかったですが、やはり対バンがファンファーレ・チォカリーアだと分が悪かったかなという印象です。
そして休憩の後、いよいよファンファーレ・チォカリーアの登場!
低音組が登場し演奏を始めると、それにかぶって主旋律の高音組が一人ずつ舞台へ。人が増える度に盛り上がり、ファンファーレ・チォカリーアのモードに入って行きました。
彼等の面白いところは、普段は舞台でやる人たちではないので、曲の間にズボンを直してたりとか、平気で舞台を横切ってしまうところ。でもそんなのは気にならないくらいにパワフルでユーモラスな演奏です。
会場が普段はクラシックなんかをやるとこで、座って見ている人が多いですけど、それでも通路に移動して踊っている人もいました。きれいな踊り子さんも登場したりします。だんだん客席の熱気が高まり、最後の数曲は観客のほとんどが立ち上がって曲にあわせて踊ってました。自然に体が動き出すのはさすがファンファーレ・チォカリーア。
何回かアンコールがあって、2時間強の公演が終了。でも、ファンファーレ・チォカリーアの場合は、これで帰っては行けません。前回、2000年公演の時に学びました。
ロビーで待つこと数分、やっぱり2階ロビーからざわめきが聞こえてきます。彼等は終演後にロビーでも演奏してくれるんです。
もちろん、おでこに千円札をはりつけて、おひねりをもらうための帽子つき。でもそれが全然嫌みではないのがすごいところ。彼等にしてみれば、海外公演は出稼ぎだから、終演後のサービスでも稼ごうよというのは当たり前なのかも。そのお金で村の教会を建てたと映画でも紹介されてました。
最後の最後まで楽しめるファンファーレ・チォカリーア。次回の来日が今から待ち遠しいです。
Posted by sbt at Settembre 1, 2004 | 雑記帳 , 音楽
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